『劇場版 響けユーフォニアム〜届けたいメロディ〜』 感想

『劇場版 響けユーフォニアム〜届けたいメロディ〜』を映画館で観てきました。

TVアニメ二期のうち、「久美子とあすか」にスポットあてた総集編映画でした。
総集編、と聞いてTVアニメを見たから見に行かなくていいや、と思った人も多いのではないでしょうか。
新規シーンは確かに少ないですが、構成が非常に凝っているので、見に行ってよかったと私は感じました。

また、「久美子とあすか」について真剣に考え直すきっかけとなりました。
今回はその内容についてお伝えしたいと思います。

あすかは本当に特別ではないのか?

あすかは特別なんかじゃなかった。私達が勝手にあの子を特別にしていた。

ユーフォが上手く、頭も良く、見た目もバッチリ。それでいて本心や弱みを全く見せない。
そんな最強に見えるあすかが、実は親の反対を押し切って吹奏楽をやっている、とわかった後の部長のセリフです。

特別とは、心も体も完璧超人であること、と私は勝手に定義付けました。
あすかには深い悩みがあったので特別ではなかったということになりますね。

しかし、そうとわかった後もあすかは全く弱みを見せませんでした。
親に無理矢理退部させられそうになった時も、結局全国模試で30位をとって親を説得してあっさりと返ってきました。
もちろん、裏では誰よりも努力したのだと思います。
苦しい時には、吹奏楽部メンバーが自分が安心して戻ってこれるように頑張り続けてくれていることも心の支えにしていたのだと思います。
それでも、その姿をほとんど見せませんでしたね。

本当に特別な訳ではないが、特別であり続けようとするあすかは、やっぱり私には最後まで特別に見えました!

こんな人間に私もなりたいです(遠い目)

久美子はユーフォニアムっぽい性格ってどうゆうこと?

あすか曰く久美子は「ユーフォっぽい性格」。
ユーフォっぽい性格ってなんなんでしょうか。

私のユーフォという楽器への認識は、チューバの少し小さいやつ、あんまり目立たない、知名度が他の楽器より低い、といった感じです。本音を言うならあんまりユーフォのことを知りません。(ユーフォをやっている方など気分を悪くされたらすみません)
でも、私の認識通りの楽器だったらユーフォっぽい性格って少し嫌味になってしまいますよね…。

そこで元吹奏楽部の友人にユーフォがどんな楽器か聞いてみました。
わかった情報がこちら
・柔らかい音色から激しい音色まで幅広く出せる
・音域が広い
・合奏ではそれほど目立つ音ではない
・伴奏が多くはあるが、ソロをやることも意外と多い

なるほど。久美子っぽい。

普段は目立たないタイプで、周りに流されやすい。客観的な語りも印象が強いですね。
これらは伴奏をしている時のユーフォという感じでしょうか。

そんな性格のくせに、みぞれと希美の騒動の際など、たまにぐいぐいと踏み込んでいきます。
これらはソロをしている時のユーフォという感じでしょうか。

北宇治高校での1年間の中で、久美子はぐいぐい来ることが少しずつ多くなってきたと思います。ユーフォ、本人共に非常に成長した様子が伺えますよね。

2年生になっても、ユーフォっぽい久美子らしく、ユーフォを頑張って欲しいと思いました。

『劇場版 響けユーフォニアム〜届けたいメロディ〜』 総評

ただの総集編ではない。これはアニメのユーフォが好きな方は見て欲しいです。
再構成されたことによって、あすかと久美子の感情がストレートに心に流れ込んできます。

新たに、京都駅ビルコンでの「宝島」と全国決勝の「三日月の舞」のフルも聞けます。

TVアニメ二期のサウンドトラック に入っていて何度も聞きましたが、映像にするとやはり違った印象となりますね。控えめに言って最高でした。

劇場版EDのサウンドスケープ (TRUE & Wind Orchestra Ver.) が入っているサントラも発売済みとのことで、帰り道でポチりました。

作品の余韻に浸れて素晴らしかったです。

ストーリー、音楽、作画、すべてが素晴らしい『劇場版 響けユーフォニアム〜届けたいメロディ〜』、ぜひ映画館で楽しんでくださいね!